その時点ではまだ、どこを愛でるのかも決まっていなかった。
急遽の開催だったので、参加者は2名。
石川県と愛知県から参加した2名。
15時集合ということで、すぐに拝観時間が終わる。
きっと今回愛でることができるのは1箇所だろう。
なぜなら、いつも拝観するまでが長いから。(苔や石やに見とれて普通の人の3倍は時間がかかる。。。)
さて、今回は京都駅から1駅で行ける、東福寺に決まった。
その中でも、気になった「芬陀院」に決定。
と、ここで、
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【芬陀院の庭について・・・】
芬陀院の庭園は、「雪舟庭園」または「鶴亀の庭」と言われ、あの雪舟が築造したとされている。
様式は、禅院式枯山水庭園。
京都で最古の枯山水庭園のひとつ。
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雪舟という言葉にモチベーションの上がった二人はJR東福寺駅に到着。
駅を出て数秒後、前を歩く石川県から来た男が、職務質問中の警官に向かってそっと手を挙げる。「よう」とでも言わんばかりに。
そしてそのまま通りすぎていった。
後ろを歩くもう一人の男は、その時はその行動の意味が全くわからないものだったが、後から聞いたところによると、なんと、学生時代にとても仲よかった友達だったという。。。
いやそれならもっとリアクション!!!!!
二人は芬陀院へ向かった歩いた。
苔の本をそれぞれ片手に持ちながら。
道端に苔を見ては立ち止まる。
ホソバオキナゴケらしき素晴らしい苔を見つけたので、採取!(私有地以外でのホソバ発見はなかなか珍しい)
男はカバンから持参したジップロックに苔をそっと入れた。
芬陀院へ行く途中、東福寺洗玉澗に架かる臥雲橋を渡った。
この橋は木造の廊橋で、紅葉時にはここから見える景色が素晴らしい。
シーズンにはこの橋で大渋滞が起こる。
なんと一時間ほどの時間をかけてようやく芬陀院に到着した。
今までに愛でてきた枯山水は、心を落ち着かせつつも、何かメッセージのようなものを感じることが多かった。
しかしこの雪舟庭園は・・・
ひたすらに、ただひたすらに、心を沈める。。。座って、観て、数秒後には心の波が消えて行くこと確かに感じる庭なのだ。
それは確かであり、次々に参観者が訪れるのだが、皆心の波を沈められたように黙っているのだ。
この庭にはそんな力があった。
茶室からの眺めの素晴らしい。
玄関を入ってすぐに目に入る掛け軸。
洗心。
なるほど、帰りにこの掛け軸を見て理解ができた気になったのであった。
洗心。
これができるのが芬陀院の庭なのかもしれない。
心を波を沈めることによって洗心。
前に進もうとする者によって、心の波を沈めることはネガティブだろうか。
つまり、洗心はネガティブなのだろうか。
愛でた者だけがわかる、答えはポジティブだ。
洗心の技術を持つことが重要である。
運命を決するものは、品性である。
品性を生むものは、習癖である。
習癖を作るものは、行動である。
行動を起こすのは、心である。
その心はすべて、洗心の上で育むべきである。
しかしこの雪舟庭園は・・・
ひたすらに、ただひたすらに、心を沈める。。。座って、観て、数秒後には心の波が消えて行くこと確かに感じる庭なのだ。
それは確かであり、次々に参観者が訪れるのだが、皆心の波を沈められたように黙っているのだ。
この庭にはそんな力があった。
茶室からの眺めの素晴らしい。
どの部屋からも庭園が眺められる。障子に切り取られた絵画。
玄関を入ってすぐに目に入る掛け軸。
洗心。
なるほど、帰りにこの掛け軸を見て理解ができた気になったのであった。
洗心。
これができるのが芬陀院の庭なのかもしれない。
心を波を沈めることによって洗心。
前に進もうとする者によって、心の波を沈めることはネガティブだろうか。
つまり、洗心はネガティブなのだろうか。
愛でた者だけがわかる、答えはポジティブだ。
洗心の技術を持つことが重要である。
運命を決するものは、品性である。
品性を生むものは、習癖である。
習癖を作るものは、行動である。
行動を起こすのは、心である。
その心はすべて、洗心の上で育むべきである。
今回の活動も、各々の人としての幅を広げる有意義なものですね。
返信削除そこはぜひ 私も参加したかったです。
ところで、前送ってもらったブログに参加するやつをもう一度くれないか???
しゅーちゃーん!
むぎ太
むぎ太郎様、非常に、それはもう非常に有意義な活動となりました。それは自分の苔レベルが上がってきた事も理由の一つですね。
返信削除この日も苔の本を買いました。2冊。
帰宅後、もう1冊買いました。
そして遂に、実家の裏の田んぼ一反を全て苔のために利用することに決めました。
まだまだ勉強中ですが、もう止まらない予感がしています。
あ、gmailにメールしておきました。