2012年11月14日水曜日

読んでみました。


苔の話―小さな植物の知られざる生態 (中公新書)

こちらの本を読んでみました。
苔の専門家が約200ページに渡りコケについてびっしりと書いています。

コケ(蘚苔類)という植物について様々な視点から触れており、正直理解することが難しい点も多々ありましが、コケに深さについては理解することができました。

この本を読んだことによって、私はコケに対して大変大きな余裕が生まれたと実感しています。

次に枯山水、その他庭園を愛でた時、苔を今までとは違った見方ができるのではないかとワクワクしています。


それでは最後に、私がこの本に線を引いた文章の中から一つだけ紹介してみたいと思います。


「・・・・・、地球全体の陸地面積の少なくとも1%がミズゴケ湿原で湿られているといいますから、・・・・」


苔に感謝です。

日々、人間が地球を破壊活動を続けています。
その一方でコケを始めとする植物はそれを打ち消すために働き続けています。
しかし、コケ達が住める環境さえ無くなってしまったらどうでしょうか。
地球はますます加速度的に破滅へ近づいていくでしょう。
今、まだコケが生きていけるうちに気付かないといけないことがあります。




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