2012年11月25日日曜日

実家の日本庭園の現状報告。

一ヶ月ぶりに実家に帰りました。
日本庭園化した庭の一部はどうなっているか報告させて頂きます。

まず驚いたことは、草がボーボボボボボーボボーでした。
まだ、苔が密集していないからか、草が元気よくボーボボボボーボボーになっていました。
ある程度大きくなってしまった草を抜くと、密生している苔に穴が開いたりめくれ上がったりするので、草が小さい時に処理をするに越したことはないですね。

そして、一番驚いたことは、スナゴケが
増えていたことです。大きなスナゴケの周りに小さなスナゴケがたくさん生えてきたようです。
増えている量からすると、スナゴケの増殖は比較的早く行えるような気がします。

ホソバオキナゴケも元気そうでよかったです。比較的、環境の変化には強いのかもしれません。(変化といっても、屋外to屋外なので、ホソバにとってはそこまで変わっていないのかもしれませんが。)

最後に、実家のイヌがお利口にしていて日本庭園の苔を荒らしていなかった事を高く評価し、今回の報告を終わらせて頂きます。




2012年11月14日水曜日

読んでみました。


苔の話―小さな植物の知られざる生態 (中公新書)

こちらの本を読んでみました。
苔の専門家が約200ページに渡りコケについてびっしりと書いています。

コケ(蘚苔類)という植物について様々な視点から触れており、正直理解することが難しい点も多々ありましが、コケに深さについては理解することができました。

この本を読んだことによって、私はコケに対して大変大きな余裕が生まれたと実感しています。

次に枯山水、その他庭園を愛でた時、苔を今までとは違った見方ができるのではないかとワクワクしています。


それでは最後に、私がこの本に線を引いた文章の中から一つだけ紹介してみたいと思います。


「・・・・・、地球全体の陸地面積の少なくとも1%がミズゴケ湿原で湿られているといいますから、・・・・」


苔に感謝です。

日々、人間が地球を破壊活動を続けています。
その一方でコケを始めとする植物はそれを打ち消すために働き続けています。
しかし、コケ達が住める環境さえ無くなってしまったらどうでしょうか。
地球はますます加速度的に破滅へ近づいていくでしょう。
今、まだコケが生きていけるうちに気付かないといけないことがあります。




2012年11月10日土曜日

2012/11/24サークル活動のスケジュール(予定)

投稿日現在、この活動は予定ですが、おそらく決行するでしょう。(たとえ一人でも。いや、それなら間違いなく決行だわ)

ですので、その日のスケジュールを(参加者が予習できるように)発表しておきます。


その前に、11/23(金)は祝日ですので世の中の多くの人間が23(金)~25(日)は連休であるところが今回の投稿の最大のポイントです。遠方の方々が参加するかどうかについて悩む理由は、もはや、あもはやどこにもありません!


それでは当日のタイムスケジュールです。
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[12:15] バス乗車。(京都駅前C3のりば発 大原行き) ※大変混雑が予想されます。早めにバス停に並びましょう。

[13:20] バス下車。→徒歩

[14:00] 三千院を愛でる。

[15:00] 軽食

[15:30] 宝泉院を愛でる。

[17:00] バス乗車(大原発 京都行)

[18:30] 京都駅周辺の飲み屋で反省会(兼松井会)スタート。
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参考サイト→京都バス ・ 三千院 ・ 宝泉院


続きまして、今回愛でる寺院についての知識です。

まずは・・・

【三千院】・・・<国宝><重要文化財><名勝
一面の杉苔はまるで緑のカーペット
静寂の中に広がる庭は美しい紅葉も見応えあり
青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)や曼殊院門跡(まんしゅいんもんぜき)とともに天台宗5門跡の一つに数えられます。
重文の往生極楽院には、国宝の阿弥陀三尊坐像が安置され、極楽往生院を取り囲むように庭園が造られています。ビロードのように広がる苔が見事な有清園(ゆうせいえん)は、秋には紅葉と苔の美しいコントラストも楽しめます。
庭園のあちこちに置かれている童地蔵(わらべじぞう)は、石彫家の杉村孝氏のものだそうです。

杉苔の上に、杉や檜などの樹木が並びます。秋は紅葉、春はシャクナゲ、初夏のアジサイも大変美しいとのことです。

池泉回遊式庭園の有清園は、作家の井上靖に「東洋の宝石箱」と称されたほどです。



続きまして・・・

【宝泉院】・・・<天然記念物
思わず見とれる美しい庭の数々
勝林院僧坊として創建されました。
立ち去り難いという意味から名付けられた「盤桓園(ばんかんえん)」は、柱と柱の間に広がる空間を額縁に見立て、山々を借景とした美しい庭園です。
格子越しに眺める鶴亀の庭園も必見です。



ニックネームでけっこうです。
初めての方も、コメントでの参加表明を待っています!